お疲れ様でした。インターハイ終わる。

 猛暑の岡山、熱戦が繰り広げられました。本校初のインターハイ選手、小宮は現地入りしてからも順調に調整していました。大舞台での緊張はあるものの、経験も積んできており、落ち着いて当日を迎えました。

 夢の舞台での立ち位置は1組9レーン。号砲が鳴り、インコースからハイスピードで追い上げてくる選手たちをブレークラインから第三コーナーを回る段階でうまくかわし好位置につけました。ほぼ想定通りのラップで400mを通過。「行ける」とよぎった後のの500mからのバックストレート。一人ずつかわされ順位を落としていくという今までのレースでは見たことがなく何かトラブル?と思わせるくらいでした。必死に追いすがるも、そこからのスピードがこれまでとは桁違いといった感じでした。最後尾まで下がり離されていきました。しかしラスト直線ではあきらめず先行する7位の選手を追い追い込み同順位、着差なしにこぎ着ける意地を見せました。

 タイム的には上々ではあったものの自己ベスト大きく更新して準決勝進出を狙ってきただけに悔しさは残ります。レース後は「頑張ったんですけど負けてしまいました。」の報告も涙をこらえられない心は痛いほどわかりました。

 インターハイへの道は地区予選から始まり、一度も負けてはなりません。6本を勝ち抜けての険しい道でした。7本目にして敗れましたが、最高峰の舞台に進んできた「努力」「頑張り」は誰もが知っています。

 破れなかった大きな壁。この経験は今後のアスリート人生には大切な糧となることでしょう。そして、チーム・学校の歴史を塗り替えてくれたことも大きな功績です。

 お疲れ様でした。

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コメント: 2
  • #1

    応援母さん (火曜日, 02 8月 2016 12:09)

    一生一度の大舞台。これまで積み上げてきたもの全て出し切るつもりで走ったことと思います。結果を残すことができずホントに残念でなりませんが、「まだまだこれから!」と教えてくれたレースだと思いました。
    私たちもたくさんドキドキ・ワクワクさせてもらいました。インターハイ出場が決まってからとてもいい時間を過ごすことができました。
    ここまでご指導してくださった先生方、コーチ、先輩、チームメイト…応援してくださった方々、感謝の気持ちでいっぱいです。

  • #2

    明誠陸上部fight! (木曜日, 04 8月 2016 01:59)

    インターハイ、全国の高校陸上部員が目標とする大会ですね。この舞台に立てるのは全国でも一握りの選手しか立てません。結果が全てでは無く、この舞台に来るまでの厳しい練習や努力こそが大事だと思います。小宮君が残した功績はきっと明誠陸上部の伝統として受け継がれて行くのでは無いでしょうか。この後も彼に続こうと目標を高く持って練習や試合に臨めばきっとこの舞台に立つ選手が出てくると思います。今後も明誠陸上部活躍を期待しておりますので頑張って下さい。